共有物分割請求の手続の流れ
「共有」とは、簡単に言えば、複数人で分割できない物を同時に持っている状態を言います。そのような共有状態になる原因は、大きく2つあります。
1つ目は、複数人で合意の上で1つの物を購入する場合です。友人同士、何か欲しい物を一緒に買ってシェアした経験がある方もおられるはずです。
2つ目は、人の死亡に伴い相続で1つの物を複数人の相続人でシェアするに至る場合です。
共有の対象になるものは、色々とありますが、紛争が起こりえるのは、大きく分けて、①不動産、②株式、③高価品です。
1つの物を複数人で共有するというのは、意外に大変な場合も多々あります。
例えば、以下のような悩みが多数寄せられます。
- ①共有なのに1人が独占して利用している。
- ②共有物の管理方針、処分方法で意見が合わない。
- ③共有不動産の賃料を1人が独り占めしている。
- ④共有物の管理に無関心な人が多数いる。
- ⑤共有物なのに管理費用などを1人だけで負担している。
- ⑥他の共有者と疎遠で長い間連絡協議ができないでいる。
- ⑦財産は不要なので、早く共有関係から抜けたい。
このような場合、多く方は、その解消方法を知らずに悩んで放置している場合が多いです。そうすると、次の世代に問題が繰り越されてしまい、さらに問題が複雑化する場合が多々あります。
問題の先送りは、やめて、共有物の分割請求を積極的に取り組むことで問題の解決をはかることが可能となります。
まずは、共有物の分割協議に取り組みましょう。